50代半ばになって、自分がHSP気質だと知りました。それまで私は、ずっと「自分はどこか変なのではないか」「私は何て弱い人間なんだ」と思いながら生きてきたように思います。人の言葉に敏感すぎること、気を遣いすぎて疲れてしまうこと、ひとり反省会が終わらないこと。そのすべてが「自分の性格の問題」で自分は変わらなければいけないとずっと思っていました。

HSPとは「Highly Sensitive Person(とても敏感な人)」の略で、生まれ持った気質のひとつだそうです。病気や性格の欠点ではなく、五感や感情が人よりも敏感に働く特性のこと。人の気持ちに気づきやすかったり、音や光、空気の変化に影響を受けやすかったりすると言われています。
たとえば、こんな特徴があります。
- 人の表情や声のトーンの変化にすぐ気づく
- 相手の気持ちを考えすぎてしまい、気疲れしやすい
- 大きな音、強い光、人混みが苦手
- 忙しい日が続くと、ひとりで静かに過ごす時間が必要になる
- 何気ない一言を長く引きずってしまう
- 映画やニュース、他人の感情に深く影響を受ける
これを読んで、「私も」と感じた方がいたら、それは決しておかしなことではありません。
人口の約5人に1人が当てはまると言われています。
私は、HSPという気質を知ったことで、見え方が大きく変わりました。
変だったのではなく、ただ「感じ取りやすい気質」だっただけ。
長年の違和感の理由に名前が付いたような安堵感。理由が分かっただけで、こんなにも安心できるものかと驚きました。
以前は、周囲の発言や空気に違和感を感じる度に心がざわめきましたが、今は「私が敏感なだけ」と冷静に自分の心を見つめて落ち着けるようになりました。 一番良かったことは、自分の感覚を否定したり他者と比較しなくなったこと。 私は、HSP気質と知ったことがとてもプラスになりました。
若い頃は「もっと強くならなければ」「変わらなければ」と自分を追い立ててきました。でも今は、これまでよく頑張ってきたな、と少しやさしい目で自分を見られるようになっています。
同年代の方の中にも、長い間「生きづらさ」を抱えながら理由が分からずにきた方がいるかもしれません。
HSPと知ることは、自分を変えることではなく、自分を肯定し、これまでの人生を理解し直すことなのだと思います。
50代からでも決して遅くありません。
自分に合った距離感、自分に合ったペースでもっと楽に生きていい。
私は今、そう思えるようになりました。
もしこの記事を読んで、「少し気持ちが楽になった」「私も同じかもしれない」と感じた方がいたら、どうかひとりで抱え込まないでください。
あなたは決して弱い人ではありません。
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