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食器を買い続けた私が、10年以上買っていない理由

若い頃から、食器が好きでした。

洋食器、和食器、土や釉薬に関心があり陶芸を習いに行くほど興味を持っていました。

お店で並んでいる器を見るだけで胸が高鳴る。
「この器にどんな料理が合うかな」と想像する時間が何より幸せでした。

数年間で大きな食器棚三つ分くらい、多分それくらいは買ってきたと思います。

けれど、不思議なことにどんなに増えても、どこか満たされませんでした。

しばらくすると、飽きてしまうのです。

嫌いになるわけではない、でも心が静かに離れていく、そして物を大切に扱っていない               罪悪感が生まれる。そうして気持ちよく受け取ってくれる家族や友人に譲り、また新しい器を迎える。

その繰り返しでした。

HSP気質の私は、刺激に敏感です。

お店のディスプレイ、雑誌の特集やネットで見かける素敵な食卓、小さな刺激にも心が動く。           でも、それは本当の自分の好きとは少し違っていたのかもしれません。                     今振り返ると、好きを選んでいるつもりで、一瞬のときめきに惑わされていたように感じます。

あなたにも、こんな経験はありませんか?

買った瞬間は嬉しいのに、なぜか時間が経つと心が静まらない。満たされたはずなのに、また探している。

いったい私はいつまで続けるのだろうか…。

自分がHSP気質だとまだ知らない頃のことですが、あるとき、ふと思いました。

「今までずっと気になっていた食器だけにして、数も減らしたらどうだろう。」と。

いつか欲しいと思っていたもの、でもずっと後回しにしていたものだけにしようと思い立ち、            中途半端に残さず和食・洋食にも合う食器を必要最低限だけ揃えるため食器を総入れ替えしました。

正直に言うと、もしまた飽きたらどうしようと不安はありました。

でも、結果的にその不安は必要ありませんでした。

毎日、好きな器で食事を摂る。

それだけで、気持ちが静かに整っていくのです。

高揚感ではなく、安心感。

選択肢が少なくても「これでいい」という深い納得、そして安堵。

あれから10年以上、私は一度も食器を買っていません。買いたいと思わないのです。

飽きないのです。

この行動は、HSP気質が快適に過ごすために本来持つ感覚に動かされたのだと感じています。

少なくすることは、我慢ではありませんでした。                                      本当に好きなものは、刺激ではなく安心をくれるのだと知りました。

ノイズを減らすこと。
自分の心を静かにすること。

なんとなく好きなものを手放し、ずっと気になっていたものだけを選ぶ。

毎日使うものこそ、妥協しないことは、驚くほど心に安定をもたらします。

HSPは選択肢が多いと脳が疲労します。

人生後半は増やすのではなく、削る方向へ。

これから先の人生は、暮らしも自分基準で選択し、快適で静かな安心感のある暮らしを追求していきます。

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この記事を書いた人

50代HSPの「月灯り」です。地域で暮らす方の生活を支える調整役の仕事を20年ほど続けています。50代で自分がHSPと知り、今までの生きずらさの理由がわかったことで心が軽くなりました。人生後半HSPの仕事への向き合い方、快適な生活スタイル、自身の健康や親の介護などHSPの視点で綴ります。

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